乗り捨てできるスマートワンウェイカーシェアリングがオリックスからスタート
カーシェアリングは設置してある駐車場で借りて、その場に戻すのが基本的な利用方法になっています。この利用方法をしようとすると通常レンタカーを使うと言うのが普通です。これがオリックスカーシェアでカーシェアリングでも可能になりました。
乗り捨て可能なsmaco
今までだと目的地周辺で駐車場を探して止める必要があったので駐車料金が必要、加えて駐車場を探すという手間がありました。smacoを使えばこれが解消されると言うわけです。今までありそうでなかったサービスなので嬉しいサービスです。
レンタカーだと乗り捨て料金（オプション）が発生していたので使うのが億劫な人も多かったと思います。私自身も乗り捨て料金がかかるのならばがんばってもとのレンタカー屋に持っていってました。これが自由に乗り捨てられると便利さが格段に上がります。
大手レンタカーのニッポンレンタカーの場合だと乗用車で3240円、ワゴン車で5400円、トラックが6480円が基本です（いずれも税込み）。同一都道府県の指定エリア内の場合は0円、もしくは1000円など。都道府県をまたがると基本的に手数料が発生します。地域によりけりです。
参考リンク：ニッポンレンタカーワンウェイレンタル
使えるステーションは？
現在は神奈川県横浜市の一部のステーションになっています。まだテスト段階なのだと思います。実際に使う人が増えてくればステーションの数と車を増やしていくと思われます。
料金体系は？
オリックスカーシェアの料金体系と同一です。Aプランの場合は15分200円、Bプランの場合は15分300円です。距離加算料金は発生せず。オリックスカーシェアの料金体系は以下をご覧ください。
参考記事：オリックスカーシェアの特徴・料金
通常のカーシェアのプランと違う点が一点あってそれは6時間パックや夜間パックなどのパック料金が用意されていないということです。長時間使うのには向いていない、とはじめは思ったのですが、よく考えてみると目的地に着いたら返してしまえば良いので長時間借りておく必要もありません。
駐車料金や駐車している間もこれまでは借りていないといけなかったので料金が安くなるケースも出てきそうです。
横浜駅西口地下駐車場のタイムズの場合、6：00-0：00が340円/30分、0：00-6：00が340円/60分です。最大料金は2500円。日中に食事や買い物で2時間駐車したとしたら1360円です。横浜と言っても地域によって料金は変わってくるので参考程度に。
参考：タイムズ横浜駅西口駐車場
貸し出しされる車種
smartという車でメルセデスベンツの車のようです。ガソリン車ではなく、電気自動車になっています。いわゆる今はやりのエコカーです。車の外観は以下のようになっています。
正直あまりかっこよくはありません（笑）。ダサいと言っても良いでしょう。移動手段としてみると特別問題はありませんが、見た目を気にする場合だと通常のカーシェアリングを利用したほうが良いです。小型で2人乗りなので家族連れでの移動ではなく、夫婦でどこかに行ったり、一人でどこかに行く時に利用する使い方になります。
利用するにはどうすれば良い？
オリックスカーシェアの会員なら誰でも利用できます。既存の会員はもちろん使えますし、まだ会員ではない場合は新規に申し込みすれば利用することができます。
オリックスカーシェアの会員なのでこの乗り捨て方式のsmacoだけではなく、元の駐車場に返す通常のカーシェアリングも利用することができます。こちらはパック料金なども適用でき、使えるステーションも多いので用途に応じて使い分けることが可能です。
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